【一日の栞】エッセイをはじめます

エッセイ

 こんにちは、かぼちゃ太郎です。

 これからエッセイのようなものも書いていく予定です。その場合は【一日の栞】というタイトルを冠につけて書いていきます。

 今回は、なぜブログを書いていながら、エッセイをやるのかということを書いていきたいと思います!よろしくお願いいたします!

 

エッセイを書き始めた理由

 みんな読んでほしい!というわけでもなく(他のブログとして書いているものは、もちろんみんなに読んでもらいたいですが笑)、つらつらとその日に思ったことを書いて、わたしの考えや思いをまとめる作業としたいと思います。

 なぜエッセイを書いて考えや思いをまとめる作業をしたいと思ったのか。それは、やはり1月から続くコロナ禍が影響していると思います。

 このコロナ禍で、家でひとりでいる時間が長くなり、やはり読書をしたり、映画を観たり、昔のことを思い出したりということが増えました。
 その中で、高校の時はサッカーを辞めて卓球を始めたけど、実はその部活が超強豪校で練習相手になってもらった時あまり上達しなくて先輩に申し訳ない気持ちになったなあとか、インドネシアでの生活は仕事で朝が早かったけど午後の仕事は早く終わって余った時間で論文を書いて夜はおいしいごはんを食べに行ったりして楽しかったなあ、就活のあの時こうしていれば他の道に進んでいたのかなとか過去のことだけでなく、
 将来ブックカフェやりたいなとか、その本屋にどんな本を置いてどんなお店の内装にして、どんなメニューを作ろうかなとか夢を膨らませる時間もたくさんありました。

 そのようないろいろと思いついたことをただ一瞬「思う」だけでなく、言葉、文章として残してしっかりと「考え」て、自分の意識の中に残しておきたいと思いエッセイを書くことにしました。

 自分のノートに書いたり、Twitterやnoteに書けばいいじゃないかと言われるかもしれませんが、自分のノートに書くとメモ程度には書きますが、文章としてまとめるまではいかず、ちょっと思うだけ思って終わりになってしまいそれ以上考えることはなくなってしまいます。そしてTwitterでは文字数が少なすぎるので、考えをまとめるのには少なすぎます。noteはまだ始めていないので、もう既にある長々と文章を書ける媒体で書こうという考えに至りました。

 今後も旅行・アートを中心にブログを書いていきますが、自分の考えを出せる場もあってもいいではないかと思っております。今後はどちらも少しずつ上げていきますので、見ていただいている方には、私の考えや経験に「この子はこんな考え事もしていたのね」「この経験わかる~」など楽しんだり、一緒に考えていただければと思います!

【一日の栞】というタイトルにした理由

  エッセイの「一日の栞(しおり)」というタイトルにしたのには、2つの理由があります。

 一つは、やはり本好きが影響してのこと。本に関するワードを必ず入れたいなと思っておりまして。私本を読むときにはお気に入りの栞を挟んでいるんですよね。もちろん新潮文庫やハードカバーの本の時にはついている紐の栞を使うのですが、栞がついていない本には木の皮でできた栞を挟んでいます。

 これは、城崎温泉街にある木で作られた雑貨を販売しているお店が1軒あり、そこで購入させてもらったものなのですが、そこにも一つストーリーがありまして、

 1泊2日で城崎温泉に行ったときに、1日目の夕方ぶらぶらしているときにふらっとお店に入ってその木の皮の栞にひとめぼれしたのですが、私の性格上、すぐには買わないんですよね。次の日になっても気になっていたら買うというのが昔からのポリシーになっていて、今回も例にもれず、ひとめぼれしたのですが1日寝かせることにしました。

 しかし、お風呂に入っている時にも寝る前にもどうしてもその栞が欲しくなってしまって、次の日温泉巡りをした後に買おうと決めたのですが、次の日ロープウェイや温泉寺、外湯巡りをしてついに買おうとお店に向かうとなんと、「休憩中」の文字が。

 小さなお店ですので、中にも入れないようになっていたんですね。もうその時には、「やっちまった、この性格の損なところはそれだ」と悔しがり、しょうがなく他のお店を巡ることにしました。とはいってももうそろそろ出発しないといけない時間になってきて、他のお店を数軒回った後、これでやってなかったらもう一生買えないやというわんちゃんすかける気持ちでお店の前を通り過ぎようとするとなんと店主が店に戻ってきてお店の扉が再び開いているではありませんか。もうなんと言ったらいいでしょう、そのときのうれしさと言いますか、高揚感は城崎のロープウェイよりも早く上がっていくような気がしました。
 もう時間がなかったので急いでその栞と、もうこのお店には運命を感じていたのでもっと買おうじゃないかと、同じ素材でできている文庫のブックカバーも購入しました。まあまあお値段はしましたが、もうこの旅行の達成感は120%ですね。そのお値段も気にならないぐらい高揚していました。

 あ、すみません。ここまで木の皮の栞の話が長くなってしまいましたが、これが私の栞への情熱と思いです。

 そこに「一日の」という言葉を頭にくっつけたのにも理由があります。
 本を読んでいるなかで一区切り入れるのが栞の役目ですね。そして特に私は寝る前に本を読むことが多いので、栞を挟むときが一日の終わりのような気がするんですね。一日の終わりに区切りとして使う栞、つまり「一日の栞」はどうだろうかと思ったのです。寝る前に本を読み終えて布団に入る。そして目を閉じるとまたいろんな思いがよみがえるのです。私がエッセイを書く時の題材がだいたいそこから出てくる発想であり、それをひまなときに思い出して文章化していくのがこのエッセイになるのではないかと思います。

 そしてあえて副題に「One day’s Diary」とつけました。一日のですと、One dayでなく、「All Day」といったニュアンスになるかと思いますが、あえて「One day」、つまり、「ある日の」というようにしました。毎日毎日思い浮かんだものを日記のように書いていくのは大変ですし、決まりのようにしてしまうと、気持ちよく文章が書けなかったり、本当に書き留めておきたいことが薄れていくような気がします。なので「ある日の一日のおわりの考えをゆるりとまとめるエッセイ」にしていこうかと思っています。

「一日の栞」をどうぞよろしくお願いします。

 このような理由から私はこの「一日の栞」が妙にしっくり来たのでこれをタイトルに付すことにしました。

 わたし的には納得しているので、これにしました。なんじゃそれと思う方もいらっしゃるかとは大いに思いますが、これで続けていきたいと思います。

 それでは今後ともよろしくお願い致します。

【エッセイ一日の栞】 聞こえてしまったけど気にしない
日々の暮らしの中でそっと挟んでおきたくなる「一日の栞」。今回はSNSを使うようになった今でもまだまだ使われている電話にまつわる話。

 

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