なかなか外に出れずにイライラしてしまうことはありませんか?各地で感染拡大が重大局面を迎えていますが、外出を極力自粛したり、手洗いうがいをこまめにするなどしてみんなで頑張っていきましょう!(私は本業の旅行会社で自宅待機などが増えているため、観光の勉強をしたり、映画、読書をこの機会にと思い、充実させようとしています(笑))
今回はおうち時間を持て余すことなく、みんなでほっこりしたり、自分の将来について考えたり、会えない友達のことを想ったり、、とおうち時間に見たい映画4つを特集します!
おうちで一人で寂しくすごしているみなさんも、自分のことを考えたり、会いたいけど会えない大切な誰かを想う「おうち時間」にしてみては?
【おすすめ度★★★☆☆】『ミッドナイト・イン・パリ』
婚約者の彼女の両親の出張に便乗しパリを訪れた主人公ギル(オーウェン・ウィルソン)。ギルはハリウッドで脚本家として活躍していたが、小説家の夢を諦められないでいる。パリで旅行していると友人と偶然出会い、観光を一緒にすることになるが、その友人のことが気に食わない。婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)は夜は仲のいい友人と遊びに出てしまい、ギルはパリを一人でぶらぶらすることに。夜のパリを散歩しているとひょんなことから1920年代のパリにタイムスリップしてしまうが、その時代ではかの有名な画家、作家たちが人生を謳歌していた。パリの街でギルの身になにがおこるのか。彼は自分の夢とどう向き合うのか。
パリの街並みも楽しめる本作です。長いステイホーム期間中に自分のやりたいことと向き合うあなたにおすすめ。
2012年。ウディ・アレン監督作。
視聴可能→Netflix、Amazon Prime、U-Next等
【おすすめ度★★★★☆】『ものすごくうるさくてありえないほど近い』
この話の舞台は9.11後のニューヨーク。謎解き大好きな少年オスカー(トーマス・ホーン)はパパ(トム・ハンクス)が作る謎を解くのが毎日の楽しみ。しかし、オスカーは突然パパを亡くしてしまう。2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロである。パパは標的となったビルで働いていた。。。悲しみに暮れるオスカーはパパの部屋で誰のものかわからないカギを見つける。パパが遺した謎だと信じ、オスカーの鍵穴探しが始まる。
鍵穴探しを通して様々な人たちと関わり、いろんなことを学び、力強く成長していくオスカー。鍵穴探しの謎を解決したあかつきにはなにがあるのだろうか。
巨匠スティーブン・ダルドリー監督作品。オスカーを演じるトーマス・ホーンは今作が映画初出演ながら、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックとの共演でトーマス・ホーン自身の成長も垣間見れる本作。会えない誰かを想うあなたに。感動必至です!
2012年。スティーブン・ダルドリー監督作。
視聴可能→Netflix、U-Next等 ※Amazon Prime不可
【おすすめ度★★★★☆】『wonder ワンダー 君は太陽』
R・J・パラシオの児童小説を、エマ・ワトソン主演『ウォールフラワー』などのスティーヴン・チョボスキー監督が映画化。生まれつき顔が他の人と異なることに悩む主人公オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)。人目を気にしていつも宇宙服をかぶっている。彼はずっと母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅で勉強をしてきたが、10歳になったことを機に学校へいくことになる。同級生と仲良くしたいオギーだが、外見・勉強ができすぎてしまうことを理由に周りからいじめられてしまう。しかし彼の行動で周りの態度も変わっていき、、、。
この映画のオススメできるところは、普通の映画であれば「外見」「特殊なバックグラウンド」「いじめ」を問題として、映画のメインテーマとして主人公にしかスポットライトが当たらないことが多い。しかし、この映画は見ればわかるが、編集がとても変わっている。というのも、しっかりと家族、友達のそれぞれの人生を描こうとしているのである。ふだん私たちが生活していると、自分のことしか考えられなくなってしまうことが多いだろう。しかし、この映画は、たとえ笑顔で元気にふるまっている人でも悩み事を常に抱えている、各々では何か壁にぶち当たっているということを教えてくれるのである。
ステイホームで人と疎遠になっている人も多いかもしれませんが、この映画を見て、周りの人々との関わりを改めて認識し、お互いを分かり合おうとすることが大事であるとこの映画は教えてくれます。この映画も感動必至です!!!!!
2017年。スティーヴン・チョボスキー監督作。
視聴可能→Netflix、Amazon Prime、U-Next等
【おすすめ度★★★★★】『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
渡辺一史さんの著書「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」を映画化したもの。『探偵はBARにいる』シリーズの大泉洋主演、高畑充希、三浦春馬など豪華俳優陣が出演している。題名にもある通り、筋ジストロフィーを持つ鹿野靖明とボランティアの様子を描いたノンフィクションである。
幼いころから筋ジストロフィーという遺伝性筋疾患の難病に侵されている鹿野(大泉洋)は病院での暮らしに嫌気がさし、自立するためにボランティアを募集する。北海道で医大生をしている田中(三浦春馬)は医者として成長するためにボランティアとなる。そして田中が恋人の美咲(高畑充希)をボランティアに誘い、新人のボランティアとして鹿野を支え始めるも、ボランティアに対してわがままで態度がでかい鹿野に対し、美咲はついに”本音”を言って出て行ってしまう。そんな鹿野に対しなぜボラが集まり、彼を介助したいと願い出るのか。。。。。
この作品はよくある障がいを持つ人と支えるボランティアの美談を描く作品ではない。鹿野とそのボランティアそれぞれが抱く「葛藤」を描いた作品である。
最初この作品を見て、何もできないのにボラに指図する鹿野に対して、美咲の気持ちで映画を見てしまうだろう。しかし、この映画を見ていくと、「地域社会で障がい者が普通に生活できるようにしたい」という思いを持ち続けアクションを起こしてきた鹿野のように、この社会は障害を持つ者の視点によって少しずつ良くなってきたのだなということが分かる。「自立」とは何か。「支える」とは何かと考えさせられる一作。見ているととても温かい気持ちになれます。感動必至です。
2018年。前田哲監督作。
視聴可能→Amazon Prime等 ※Netflix不可。
まとめ
ステイホームで見るべき映画集いかがでしたでしょうか。今は誰かと会うのがとても大変な時期ですが、この映画を見てあなたの大切な誰かを想う時間にしてみてはいかがでしょうか?
U-Nextではほとんどの映画が見れますのでこの機会に登録してみてはいかがでしょうか?↓↓↓
※上記で視聴可能としている媒体では配信が終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。
コメント